どうも ソロ(@night_line_solo)です。
今回はDTMブログで掲載するアイキャッチ画像や文中の画像をより綺麗に、より美しく撮影する方法をご紹介します。
楽器や機材の写真をブログで紹介しようとして楽器店や他の人のブログ・サイトから写真や画像を拝借するのは許可を取ってない限り、基本的にはNGなんです。著作権問題になってしまうんですね。引用先のURLやWebサイト名を載せるなどルールを守れば使用可能な面もありますが、基本的には画像を使いたかったら自分で撮影するしかないんです。
でも、自宅でどんなに蛍光灯を近づけてカメラのフラッシュ撮影しても限界があるんですね。どうしても影やムラが出てしまう。画像処理・加工ソフトがあるにしても素材が綺麗にとれてないとうまく加工できないんです。
そこで、登場するのが
撮影キット
です。
最近では、インスタやメルカリなど画像を投稿する機会が一気に増えました。中でもメルカリやヤフオクのように商品取引するサイトではなるべく見栄えのいい商品写真を掲載するために大物、小物問わず撮影する際の簡易キットが比較的安価で手に入るようになりました。
私が購入したのは比較的大きな物も撮影できるセットです。ベースや電子パーカッションを撮影したかったので。あと、グリーンバックを使用してクロマキー合成もしたかったのでちょっと場所をとりますが、大は小を兼ねるということで購入しました。
それでは、実際に撮影した写真の使用前、使用後を中心に簡単な画像加工も合わせてお話ししたいと思います。
撮影キットってなに?
撮影キットの使い方
撮影した写真のビフォーアフター
【例】ベース(プレシジョンベース・ジャズベース)
【例】ウクレレ
【例】オーディオインターフェイス(Steinberg UR-RT2)
まとめ
に分けてお話ししたいと思います。
撮影キットってなに?
その名の通り、商品などを撮影するための簡易撮影スタジオの事です。
折りたためるボックスタイプのもの、背景布があってスタンディングライトが付いているもの、中には人間がひとりすっぽり入ってしまうほど大きな撮影キットもあります。
小物から大物まで使う方の用途によって異なってくると思いますが、ここでは背景布付き・スタンディングライトがある撮影キットを例にお話ししたいと思います。
撮影キットの使い方
こんな感じで背景布(ここでは白)をセットして、スタンディングライトで四方から影が映らないように光を当てます。
こちらのライトを使って主に上から照射します。光の強さを調整するためカバーをかける事も出来ますが、そこまで強い光ではないのでこのままで使った方がいいと思います。
笑っちゃうくらい傘ですね笑。はい、柄の部分がないだけです。物によって、お好みによって使い分けることになると思います。小物ならばどちらかの種類のライトを二方向、場合によっては一方向から照射するだけで十分効果があると思います^^。
撮影した写真のビフォーアフター
それでは実際に撮影した写真のビフォーアフターを見ていきたいと思います。
撮影した写真は、全てphotoshopで自動レベル補正、自動トーンカーブ補正、明るさ・コントラストの修正を行なっています。フリーソフトのGimpでも同じようなことが出来るようなのでお持ちでない方はこちらを試してみてください。
【例】ベース(プレシジョンベース・ジャズベース)
まずは、ベースからです。
【例:プレシジョンベース before】
【例:プレシジョンベース after】
【例:ジャズベース before】
【例:ジャズベース after】
beforeの画像は白い画用紙をつなぎ合わせてその上からスマホ(iphone)でフラッシュ撮影しました。見てみると影やムラが目立つのがよくわかると思います。afterはデジタルカメラで撮影してます。光の加減でちょっとネックが光ってますが、全体的に綺麗に撮れているのが分かると思います。
【例】ウクレレ
次はウクレレです。
【例:ウクレレ before】
【例:ウクレレ after】
こちらも白い画用紙をつなぎ合わせてその上からスマホ(iphone)でフラッシュ撮影しました。beforeの画像は全体的に暗くてフラッシュが当たったところだけ明るくなっているのに対して、afterのデジタルカメラで撮影した画像ではちょっと光の加減でネックが光ってるものの、全体的に綺麗で清潔な感じがするのがわかると思います。ウクレレのボディの色が全然違いますね^^。
【例】オーディオインターフェイス(Steinberg UR-RT2)
最後はオーディオインターフェイス(Steinberg UR-RT2)です。
ベース→ウクレレ→オーディオインターフェイスとだんだん小物になるようにしてみました。
【例:オーディオインターフェイス(Steinberg UR-RT2) before】
【例:オーディオインターフェイス(Steinberg UR-RT2) after】
こちらも白い画用紙を下と後ろにつなげて正面からスマホ(iphone)でフラッシュ撮影しました。beforeの画像はやはり全体的に暗くてフラッシュが当たったところだけ明るくなっているのに対して、afterのデジタルカメラで撮影した画像では背景布(白)のよれたところが若干影になってはいるものの、全体的に見やすく撮れているのが分かります。
まとめ
いかがでしたか?
ブログを書くものにとって掲載するアイキャッチ画像や写真はいわば顔のようなもの。なるべく綺麗なものを載せたいと思うのは当然のことだと思います。
撮影するポイントは、
背景布のシワをのばす。
適度な角度で光を当てる。
画像補正をする。
この3つです。
このような撮影キット・ボックスは今では手頃な値段で手に入りますので、興味のある方はぜひ試して見てください。
以下、この方法で撮影した画像をアイキャッチ画像や文中の画像に使用してます。よかったら参考にしてみて下さい。