【Waves】CLA Vocalsでボーカルミックスが上向く理由

DTM

どうも。ソロ(@night_line_solo)です。

ボーカルのミックスをしていて

 

読者さま
いまいちボーカルが魅力的にならない。そうだよ。初めて買うんだからリーズナブルな奴にしよう。

 

読者さま
コンプやEQ、ディエッサーなどを指南書通りにやっても思った通りの効果が得られない。

 

とか思ったことはありませんか?

実際、ボーカルのミックスは他の楽器のミックスよりもダイナミクスが激しいので難しい上に手間がかかるパートです。

DTMer共通の最大の難所と言えるでしょう。

そんな手間を省き、理想のボーカルミックスに近づけてくれるのが今回紹介するWavesのプラグイン「CLA Vocals」です。

それでは使ってみたレビューをしたいと思います。

本格的にDTM・作曲を習いたい方はこちらをどうぞ。

 

CLA Vocalsってなに?

CLA Vocalsは6つのボーカルエフェクトを搭載し、それぞれに3つのスタイルを選択出来るようになっているプラグインです。

bass、treble、compression、reverb、delay、chorusing/doublingを駆使してあらゆるタイプのシンガーに最適なサウンドを作り出す事が出来ます。

Chris Lord-AlgeさんはWavesのプラグイン名に主にCLAとしてよく出てくる有名なエンジニアの方です。

そのChris Lord-Algeさんが監修するCLA Vocalsは複雑な操作がなく、プリセットを選ぶだけでも自然に声が前に出てくるのが特徴です。

さらには音像の広がり、ステレオ感まで得られてしまうので、ボーカルミックスを行う際時短には最適なボーカルプラグインと言えるでしょう。




CLA Vocalsを使ってみる

それでは早速音源比較に入っていきたいと思います。サンプルには自作曲『孤独な騎兵隊』を使ってみたいと思います。

ドラム音源にはBFD3を使用。スネアやキックなどのパートにはWavesCLA Drumsのみを使って音作りをしています。

CLA Drumsの記事をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。

 

 

それでははじめます。

【孤独な騎兵隊 CLAボーカルなし】

 

【孤独な騎兵隊 CLAボーカルあり】

 

ベース、ウクレレにART TUBE MP STUDIO V3(プリアンプ)を挟んでからROLAND Rubix24(オーディオインターフェイス)を通してLogicで録音。

ドラムはYAMAHA デジタルパーカッション DD-65を使用。YAMAHA USB-Midi Interface UX-16をPCにつないでLogicでMidi録音しています。

 

▶︎ART TUBE MP STUDIO V3(プリアンプ)

[itemlink post_id=”2741″] ▶︎ROLAND Rubix24(オーディオインターフェイス)
[itemlink post_id=”2742″] ▶︎YAMAHA デジタルパーカッション DD-65
[itemlink post_id=”2743″]

ベースはCLAbassMaxxBassPuigChildQ10を使用。

CLAbassのレビューはこちらをどうぞ。

 

 

いかがでしょうか。

CLAボーカルなしに比べるとCLAボーカルありの方が歌が前に出てくるのと同時に広がりが出てきたと思います。

音量は同じです。この状態を一から作り出すのは骨が折れる作業となります。

PCやスマホ、タブレットだと違いが分かりにくいかもしれません。モニターヘッドフォンやモニタースピーカーを通して聴き比べする事をおすすめします。



設定は名称未設定です。

 

気になる設定ですが

 

  • BASS…-10(UPPER)
  • TREBLE…1.7(ROOF)
  • COMPRESS…6.3(WALL)
  • REVERB…2.7(CHAMBER)
  • DELAY…-8.9(QUARTER)
  • PICTH…3.3(SPREADER)
  • INPUT、OUTPUT…0.0

 

簡単操作で声が前に出てくる上にツヤと伸びが加わって聴きやすくなったと思います。プリセットでも十分な変化を感じ取れます。

原曲はこちらになります。

 

 




CLA Vocalsを購入するならChris Lord-Alge Signature Seriesがオススメ!

CLA VocalsChris Lord-Alge Signature Seriesに収録されています。

購入を希望される方はこのバンドル版をオススメ致します。

 

  • CLA Unplugged
  • CLA Vocals
  • CLA Effects
  • CLA Guitars
  • CLA Bass
  • CLA Drums

 

他にもCLA DrumsCLA Bassなど強力なプラグインが入っているので単品で購入するよりもお買い得となっています。

 

CLA Bassに関して記事をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。

 

 




まとめ

いかがでしたか?

CLA VocalsはDTMerの間でも評判のいいボーカルプラグインです。

冒頭にも書きましたが、このプラグインの一番の魅力は何と言ってもボーカルミックス作業の時短に尽きると思います。

DTMの指南書通りに順序よくプラグインを設定しながら進めていっても、ミックスの出来・不出来が判断しにくいDTM初心者にはボーカルミックスのハードルは高く感じてしまいます。

そんな壁を避けて正解に近いゴールまでショートカットしてくれます。

 

ここであげたDTMの指南書はこちらになります。

 

▶︎音圧アップのためのDTMミキシング入門講座! [ 石田ごうき ]

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こちらの書籍はミックス・マスタリングの心得が非常に平易に書かれており初心者DTMerにはオススメです。

著者の石田ごうきさんはYoutubeにもわかりやすい動画を載せているので気になる方はそちらもチェックしてみて下さい。

 

ボーカルの処理に関しては、CLA Vocalsに限らずボーカル専用のプラグインを用いたほうが断然きれいに仕上がり効率も良いと思います。

ボーカルはダイナミクスが激しく、オケ(伴奏)に馴染みながらも他のパートより前に出すミックスを施すのが本当に難しいのでこの手のプラグインはもはやなくてはならないものになってきています。

 

楽曲の主役はやっぱりボーカルなので、

 

ソロ
ボーカルをどれだけいい声で録音できて、どれだけいいミックスができるか。」

 

にかかってると思います。

 

楽曲の主役はボーカル、演奏の主役はドラムこれを念頭に置いて制作すると楽曲のクオリティが一段増してくると思います。

 

 

本格的にDTM・作曲を習いたい方はこちらをどうぞ。

 

ソロ
でわね。