【Waves】UltraPitchのハモリとボイスチェンジ作成法

Waves UltraPitch DTM
ソロ
どうも。ソロ(@night_line_solo)です。音楽ブロガーです。元バンドマンでベースとボーカルをやってました。ブログ運営のノウハウとDTMのノウハウを中心に記事を書いています。
ソロ
今回はWavesのプラグイン「UltraPitch」を紹介したいと思います。

ボーカルのミックス時の

読者さま
  • 声に厚みを出したい。
  • 簡単にハモリを作りたい。
  • ボイスチェンジをやってみたい。

こんな悩みを解決します。

本格的にDTM・作曲を習いたい方はこちらをどうぞ。

【Waves】UltraPitch ハモリとボイスチェンジ

ハモリやボイスチェンジを作るのにWavesのプラグイン「UltraPitch」はおすすめです。

比較的簡単にハモリやボイスチェンジを作れるからです。

ちなみに私は

  • UltraPitchを使って作曲したことがある。
  • UltraPitchを使ってハモリを作ったことがある。
  • UltraPitchを使ってボイスチェンジを試したことがある。

実体験者です。

この記事を読めば

POINT

  • ハモリが作れるようになる。
  • ボイスチェンジをやってみたくなる。
  • UltraPitchを使ってみたくなる。

それではいってみたいと思います。

【Waves】UltraPitchってなに?

UltraPitchは最大6ボイスまで使用できるフォルマント・ピッチシフターです。

各ボイスごとにパンやディレイ、フォルマントなどの設定ができ、簡単操作でハーモニーを作り出せるのが特徴です。

音質を意図的に男性の声を女性の声に変えたり、女性の声を男性の声に変えたりといわゆるボイスチェンジャー的な使い方も出来ます。

このUltraPitchの使い方を

  • ハモリの作り方
  • ボイスチェンジの作り方(例)
  • まとめ

に分けてお話ししていきます。




【Waves】UltraPitchのハモリの作り方

まずはハモリの作り方を

  • 普通に歌ってハモリを作る。
  • ピッチ補正ソフトを使ってハモリを作る
  • UltraPitchを使ってハモリを作る。

3つに分けてお話ししていきます。

普通に歌ってハモリを作る

メインメロディに対して、どの部分にハモリをつけるかをあらかじめ決めておきます。

AメロやBメロ、サビなど強調したい部分にハモリをつけます。

通常は最も盛り上がるサビの部分につけて厚みを出すのが一般的だと思います。

実際にハモリを歌ってみると、元のボーカルトラックに対してピッチ(音程)の正確性が求められてくるので何度も歌い直す必要性が出てくると思います。




ピッチ補正ソフトを使ってハモリを作る

ピッチ補正ソフトはズレた音程を正しい音程に修正するのが基本的な使い方です。

つまり、これを活用してボーカルの音程を3度上にずらす事によってハモリを作る事ができます。

3度上ハモリというのはキーで考えての3度上ではなく楽譜で考えての3度上の事なので注意しておきましょう。

ソロ
ボーカルのトラックをコピーしてそのコピーしたボーカルトラックにピッチ補正機能をやればいいんです。
読者さま
ボーカルの場所によっては音程がずれてることってないの?
ソロ
あります!なので、そこをひとつひとつ確認しながら修正しなければならない地道な作業が必要になってきます。これがかなり面倒なんです。

下手をすると歌い直した方が早い場合もあります。




UltraPitchを使ってハモリを作る

そこで、これからが本題のUltraPitchを使った方法に入りたいと思います。

早速音源比較に入っていきたいと思います。

ドラム音源にはBFD3を使用。スネアやキックなどのパートにはWavesQ10、C1COMP、MaseratiDRM、KramerTape、Vitaminなどを使って音作りをしています。KramerTape、Vitaminに関しては以下の記事をご覧になって下さい。

それでは始めます。

【ボーカルUltraPitchなし】

【ボーカルUltraPitchあり】

ベース、ウクレレ、エレキギターをROLAND Rubix24オーディオインターフェイス)に直接通してからLogicで録音。

ROLAND Rubix24

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ベースはQ10C1COMPRenaissance BassCLAbassを使用。

Renaissance BassCLAbassのレビューはこちらをどうぞ。

ボーカルUltraPitchなしに比べるとボーカルUltraPitchありの方が歌が前に出てきたと思います。音量は同じです。

やり方も簡単でコピーしたボーカルトラックにUltraPitchを挿入して、プリセットを選ぶだけ

プリセットによっては様々な音作りも可能な上にボーカルのメインメロディに対して自動で3度上(のみならず5度上)のメロディを作成してくれるところがすごいです。

PCやスマホ、タブレットだと違いが分かりにくいかもしれません。モニターヘッドフォンやモニタースピーカーを通して聴き比べする事をおすすめします。

設定はプリセット”Zeppelin slapper”を使用。

プリセットの”Zeppelin slapper”を使用しております。

Load→Zeppelin slapperです。

これが一番きれいなハモリが作成できたので使用しました。




【Waves】UltraPitch ボイスチェンジの作り方(例)

設定は

  • Detect male speech
  • PitchとFormantは図参照

わかりやすいように作例は極端にしてあります。

【ボーカルUltraPitchあり】

【ボーカルUltraPitch ボイスチェンジあり】

子供の声や女の子の声など、色々できそうなのでご自分で試してみてくださいね。

【Waves】UltraPitchを購入するならPlatinumバンドル以上がオススメ!

UltraPitchWavesGoldバンドル以上に収録されていますが、私はあえてPlatinumバンドル以上をオススメいたします!

その理由はVitaminの記事にも書いてありますのでご覧になって下さい。

★ Waves Platinumバンドル

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【Waves】UltraPitchのハモリとボイスチェンジ作成法【まとめ】

いかがでしたか?

UltraPitchはハモリからボイスチェンジまで幅広く活用できるプラグインです。

POINT

  • ハモリが作れるようになる。
  • ボイスチェンジをやってみたくなる。
  • WavesのUltraPitchを使ってみたくなる。

ちなみに私の場合はピッチ補正をほとんど行いませんが、

ソロ
やったほうがいいです。

ボーカルは楽曲の中心選手。

聴きやすいにこしたことはないからです。

人間の声を魅力的にする方法っていっぱいあって面白いですよね。

★ Waves Platinumバンドル

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本格的にDTM・作曲を習いたい方はこちらをどうぞ。

ソロ
でわね。