どうも。ソロ(@night_line_solo)です。
こんな疑問にお答えします。
▶︎本記事の内容
- 電子パーカッションのおすすめ YAMAHA DD-75のレビュー
- DTMでの打ち込みのやり方
に分けてお話ししていきたいと思います。
DTMの世界で生きる私がYAMAHA(ヤマハ)が出したおすすめの電子(デジタル)パーカッション DD-75のレビュー記事を書いていきたいと思います。
★YAMAHA DD-75
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電子パーカッションのおすすめ:YAMAHA DD-75のレビュー
まずは電子パーカッションYAMAHA DD-75のスペックです。
演奏に必要なスティックと2個のフットペダルも付属しています。
- サイズ:幅602mm、高さ180mm、奥行き411mm、重さ:4.2 kg(乾電池を除く)
- パッド数:8
- タッチレスポンス:Yes
- ペダル機能:ハイハット、バスドラム
- ハンドパーカッションモード:Yes
- パッド/ペダル感度設定:プリセット:5種類(Fix、1?4) カスタム設定:10
- 音源方式:AWMステレオサンプリング
- 最大同時発音数:32
- 音色数:570 ドラム音色 + 30 パネルフレーズ
- ドラムキット数:75 プリセットキット + 10 カスタムキット
- 内蔵曲数:105
- 録音曲数:5
- 録音トラック数:4 (DRUM 1/DRUM 2/DRUM 3/BACKING)
- データ容量:約7,000音符/曲
- DC IN:12V
- ヘッドフォン:ヘッドフォン/OUTPUT兼用
- MIDI:In/Out
- アンプ出力:5W + 5W
- スピーカー:8cm x 2
- 電源:単2乾電池(アルカリ乾電池/マンガン乾電池/充電式ニッケル水素電池)×6(別売)
- 消費電力:18W(電源アダプターPA-150B使用時)
- 電池寿命:アルカリ乾電池で約10時間、充電式ニッケル水素電池で約7時間 同梱品:スティック1組、ペダル2個、電源アダプターPA-150B(またはヤマハ推奨の同等品)
参考:YAMAHA公式サイト
値段は低価格帯の電子ドラムと同じくらいですが、値段以外にも電子ドラムよりも電子パーカッションYAMAHA DD-75をおすすめする理由があります。
それは以下の通りとなります。
- 持ち運びが便利
- コンパクトサイズなので置く場所を選ばない
- 初心者でも叩きやすい
- 打楽器として使える
- 乾電池で動く
ひとつひとつ見ていきたいと思います。
持ち運びが便利
まずはサイズです。
- 幅602mm
- 高さ180mm
- 奥行き411mm
- 重さ:4.2 kg(乾電池を除く)
大人が小脇に抱えて丁度いい大きさです。
小柄の男性や女性、小学生くらいのお子さんであれば両手を使えば十分持ち運びができます。
電子ドラムはどんなにコンパクトにできるタイプのものでもここまで小さくはなりません。
この誰でも持ち運びが気軽にできるところが電子パーカッションの特長のひとつです。
コンパクトサイズなので置く場所を選ばない
上記サイズにある通り、非常にコンパクトなので置く場所に困りません。
机の上、テーブルの上などあらゆる場所に置くことができます。
壁に立て掛けておけば空きスペースも有効に活用することができます。
電子ドラムはコンパクトにたたんでも場所をとるので、置き場所を選ばず買ったあとの心配が少ないのも特長のひとつです。
初心者でも叩きやすい
ハイハット、スネア、シンバル、タムなどすべてのパッドがひとつのボディにおさまっているので、ドラム初心者でも叩きやすいです。
若干パッドが小さいですが、身体の可動領域を狭くして叩けるので叩いたあとの疲れも電子ドラムに比べると少ないです。
手持ちのパソコンやオーディオプレーヤーをAUX IN端子でつなぐことによって、好きな音楽とあわせて演奏することができます。また、ヘッドフォンを使用することによって、演奏に没頭することもできます。
注意点は打音が大きいこと。
ビートにのってきて、演奏に夢中になってくるとつい強い力でパッドを叩いてしまいますが、2階建ての家の上で叩いても十分下に聞こえるくらい打音が大きいです。
住宅地など、隣近所の迷惑になるので夜には叩かず、日中に叩くようにしましょう。
打楽器として使える
電子ドラムにはない大きなメリットがこれです。
「ハンドパーカッション」機能を搭載しているので、中国、インド、中東、ラテン、アフリカなど世界各地域の民族楽器を叩くことができます。
スティックをうまくあつかえないお子さんでも素手ならすぐに叩いて音を出すことができます。
音色の数も膨大にあるので、幅広い楽器の表現を楽しむことができます。
乾電池で動く
これも電子ドラムにはない大きなメリットです。
電源を必要とせず、乾電池でも動くのでありとあらゆる場所で演奏することができます。
路上、公園、河川敷、森林など屋外でも演奏できます。
青空の下で、自然の音やにおいを感じながら多彩な音で打楽器を演奏することはなかなかできません。
これも特長のひとつです。
電子パーカッションのおすすめ:YAMAHA DD-75を使ったDTMでの打ち込みのやり方
DTMでの打ち込みのやり方を解説します。
- 接続方法
- 接続方法:オプション
- 演奏した後の手順
ひとつひとつ解説していきます。
接続方法
USB-MIDIインターフェイスをMIDI IN、MIDI OUTおよびPCのUSB端子に接続します。
この時の注意点がMIDIINにはOUT端子を、MIDIOUTにはIN端子を繋ぐこと。
あとはドライバーをインストールして認識させてください。
私はUSB-MIDIインターフェイスにYAMAHA USB-MIDIインターフェース UX-16を使用しています。
★YAMAHA USB-MIDIインターフェース UX-16
低価格のものもあります。
YAMAHA純正のものでなくても使用には問題ないと思いますが、気になる方はメーカーにお問い合わせください。
★OTraki MIDI ケーブル USB インターフェース ケーブル
PEDAL1、PEDAL2にハイハット・フットペダルを差し込んで演奏します。
接続方法:オプション
絶対必須ではないですが、より本格的なドラミングを楽しみたい方にオプションを紹介します。
読み飛ばしていただいても結構です。
- YAMAHA ハイハットコントローラー HH65
- YAMAHA ヤマハ キックパッド KP65/ YAMAHA フットペダル FP7210A
- YAMAHA スネアスタンド SS662
順番に見ていきたいと思います。
YAMAHA ハイハットコントローラー HH65
DD-75に付属されているハイハットペダルはペダルというよりもスイッチです。
かなり踏みづらいです。かかとだと踏みやすかったりもしますが演奏しづらくなります。
特にハイハットは足の裏全体で演奏した方がやりやすいので、演奏していく上でハイハットコントローラーが必要になってくる可能性があります。
YAMAHA ハイハットコントローラー HH65はYAMAHAブランドでもあるので使いやすいです。
固定箇所がねじ釘なので床にそのままは置けません。
下にドラムマットを敷くかブロックマットを用意しましょう。固定しないと叩いているうちに前方に動いてしまいます。
この点注意しましょう。
この他にもYAMAHA ハイハットコントローラー HH40がありますが、実際に使ってみた実感としてHH65の方がハイハットコントローラーとしての安定感があります。
この安定感が価格の差とも言えそうです。
★YAMAHA ハイハットコントローラー HH65
★YAMAHA ハイハットコントローラー HH40
YAMAHA ヤマハ キックパッド KP65/YAMAHA フットペダル FP7210A
キックペダルもハイハットペダル同様、ペダルというよりスイッチなので踏みづらいです。
キックはかかとでもなんとかいけますが、やはり本格的なドラミングを楽しみたい方はキックパッドとフットペダルが必要になってきます。
YAMAHA フットペダル FP7210A、YAMAHA キックパッド KP65共にYAMAHAのものなので使いやすいです。
YAMAHA キックパッド KP65はYAMAHA ハイハットコントローラー HH65同様、ねじ釘で固定するタイプになっているので床に直接置けません。
下にドラムマットを敷くかブロックマットを用意しましょう。こちらも固定しないと叩いているうちに前方に動いてしまいます。
★YAMAHA キックパッド KP65
★YAMAHA フットペダル FP7210A
キックパッドは他にもYAMAHA キックユニット KU100があります。
普通に演奏する分にはこちらでもかまいませんが、DTMでMIDI入力する場合、音が小さく入力されてしまいます。
これは、製品の仕様上の問題なので、DTMでのMIDI入力を考えている方はKP65を購入するといいでしょう。
★YAMAHA キックユニット KU100
ヤマハ YAMAHA スネアスタンド SS662
スネアスタンドです。DD-75を支えることができます。
高さや角度を自分の叩きやすいポジションに変更できるので机の上やテーブルの上に置いて叩くよりは使いやすいと思います。
もう一つ上のランクのSS740Aでも使えます。
★YAMAHA スネアスタンド SS662
★YAMAHA スネアスタンド SS740A
演奏した後の手順
実際に演奏した後の手順です。
これは私の例です。DAWはLogic、ドラム音源はBFD3です。参考までに載せておきます。
- LogicのDrum Kit Designerでドラムセットを選び、ドラム入力
- BFD3のキーマップに移しかえる
これだけです。
キーボードなどでドラムのパートを作るのと、実際に叩いてドラムパートを作る最大の違いは
これに尽きます。
実際に人間が叩いてるので、タイム感や強弱がキーボードによる打ち込みよりもリアルに出せます。
おかずの追加、修正などは入力した後にいくらでもDAW上で行えるので、ミスなどは気にせず思いきり自分らしいドラミングをしましょう。
★FXpansion BFD3
ユーザーの声
ユーザーの声を聞いてみましょう。
ヨドバシのポイント溜まってたので、老人ホームでの演奏やその練習用に電子ドラムというかパッド?を買ってみた。YAMAHA DD-75 。ティンパニの音が鳴るので吹奏楽の練習で代わりに使えないかなと。最悪 MIDI 出力があるので何とでもなりそうなのが購入の決め手。 pic.twitter.com/QRFltShNlN
— \助けよや/ (@yoya) December 25, 2018
Amazonで注文してたYAMAHAのデジタルパーカッションDD-75やっと届いて今日1日中叩いてましたw
スティックでもハンドでも演奏できるし、持ち運びも簡単だし、音源流しながら出来るしもう最高です(о´∀`о) pic.twitter.com/ODqS0mrneq— デンリュウ@死線派/ゼクサス (@zexasphere) July 16, 2018
実演の例です。
ボス、DD-75を叩く!#YAMAHA #新製品 #DD75 pic.twitter.com/4iS5PLcwjo
— イシバシ楽器 ドラム/パーカッション専門店 御茶ノ水ドラム館 (@ishibashisbyw) June 24, 2017
電子パーカッションのおすすめ YAMAHA DD-75のレビュー:まとめ
いかがでしたか。
POINT
- 電子パーカッションのおすすめ YAMAHA DD-75のレビュー
- DTMでの打ち込みのやり方
電子ドラムよりも電子パーカションをおすすめする理由がわかっていただけましたでしょうか。
使用例はこちらから聞けます。
エイトビートくらいなら叩けるぜって人はぜひ生演奏入力にチャレンジしていただきたいです。
★YAMAHA DD-75
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