どうも。ソロ(@night_line_solo)です。
こんな悩みにお答えします。
▶︎本記事の内容
- コンデンサーマイクのおすすめは厳選この5本【DTM初心者向け】
- コンデンサーマイクを扱うときの注意点
に分けてお話ししていきたいと思います。
DTMの世界で生きる私がDTM初心者の方に向けて、おすすめのコンデンサーマイクをいくつか紹介していきたいと思います。
本格的にDTMを学びたい方はこちらをどうぞ。
コンデンサーマイクのおすすめは厳選この5本【DTM初心者向け】
DTM初心者の方のために、以下のような基準を定めて選びました。
- 値段
- 性能
- コストパフォーマンスの高さ
高くもなく、安くもない手頃な値段で、マイク自体の性能が良く、コストパフォーマンスのいいマイク。
このようなDTM初心者には嬉しい条件をクリアしたのが以下のコンデンサーマイクです。
- RODE NT1A
- MXL-V67G
- audio-technica AT2020
- marantz Professional MPM-1000
- BEHRINGER C-3
ひとつひとつ解説していきたいと思います。
RODE NT1A
- 指向性:単一指向性
- 最大出力レベル:13.7dBu
- サイズ/重量:径50mm×全長190mm、326g
コンデンサーマイクの世界では、わりと良く聞くマイクです。
低価格でありながら、かなり使えるコンデンサーマイクの代名詞ともなっているマイクです。
2万円代前半のコンデンサーマイクとしてはコストパフォーマンスにすぐれています。
気になる音質ですが、高音域がギラつくいかにもRODEらしい音になっています。
RODE NT1Aのように特定の音域がブーストされたマイクにはあまりいい顔をしないレコーディングエンジニアが多いです。ミックス時でのEQ調整に手がかかるからです。
このギラつき感が歌いやすかったり、自分の声質と合っていたら手離せないマイクになると思います。
こうした特性があるので、ボーカルやアコースティックギターの音を録音するときは、マイクからやや離した方がきれいに録音できます。
※セットでも販売してます。ポップガード付きショックマウント、マイクケーブル、専用ポーチがセットになっているのでお得になっています。
MXL-V67G
- 指向性:単一指向性
- 最大入力許容音圧:130dB
- サイズ/重量:47mm x 184mm、470g
歴史と実績のあるアメリカのメーカーで、スタジオ用からライブ用、USB接続マイクまで幅広いライナップを取りそろえています。
なにやら化粧品のような他に例を見ない独特なカラーリングが印象的なコンデンサーマイク。
大体1万円前後で手に入れることができます。普通にナレーションや楽器の音を収録することができます。
中音域にハリがあるので、特に女性ボーカルに向いているマイクです。
マイク自体は重さが結構あるので、重さをしっかり支えられるマイクスタンドを用意しましょう。
audio-technica AT2020
- 指向性:単一指向性
- 最大SPL:144dB
- サイズ/重量:径52mm、長さ162mm・345g
通称「オーテク」で知られるオーディオテクニカが手がけたエントリーモデルのコンデンサーマイクです。
1万円代という低価格でありながら幅広い周波数特性持ったマイクです。YouTubeの配信などで使っているユーザーも多いです。
ATシリーズには上位モデルとして『AT4040』『AT4050』があります。予算が許せばそちらも候補に入れていいと思います。
USB接続ができる『AT2020USB+』も発売されていますが、USB接続なので当然XLR接続ができません。
将来的にオーディオインターフェイスやマイクプリアンプなどに接続する予定がある場合は、このマイクからスタートしてみましょう。音質の向上や使用範囲を広げることができます。
MARANTZ PRO MPM-1000
- 指向性:カーディオイド
- 最大入力音圧レベル 136dB
- サイズ/重量:約165 x 48mm、約300g
こちらもまた1万円代で購入できるコンデンサーマイクです。
安いからといって性能が悪いわけではなく、普通にきれいに音が録れて音質はフラットで使いやすいです。
付属品も充実してます。
- ショックマウント
- ポップガード
- マイクスタンド
- マイクケーブル
ただでさえ安いのにこれだけ付属品が充実しているのも驚きです。
USBタイプのMPM-1000Uもあります。XLR端子のMPM-1000、USB端子のMPM-1000Uのどちらを買うかは用途次第になってきます。
- 歌ってみた動画など音楽制作:MPM-1000(XLR)
- ゲーム実況やライブ配信:MPM1000U(USB)
このように使い分けできると思います。
なるべく低予算でコスパの高いコンデンサーマイクを選びたい方、サブにもう一本欲しい方におすすめです。
BEHRINGER C-3
- 指向性:3段階切り替え、単一/双/無指向性
- 最大SPL:142 dB
- 径54mm、長さ180mm・約450g
こちらも激安なコンデンサーマイクです。
音はクリアで伸びもあります。コンデンサーマイクデビューには丁度いいマイクとなっています。
指向性が選択できるので、あらゆる用途に応えてくれます。
色はシャンパンゴールドに近いです。学生さんに最適なコンデンサーマイクと言えそうです。
コンデンサーマイクを扱うときの注意点
コンデンサーマイクを扱うときは以下のような注意点があります。
- 壊れやすい
- 湿気に弱い
順々に見ていきたいと思います。
壊れやすい
コンデンサーマイクは壊れやすいです。
とにかく衝撃に弱い。
マイクの構造上、とても繊細な作られ方をしているので強い衝撃を受けるとすぐに故障してしまいます。本当にわずかな振動でもノイズが発生するほどなので衝撃には十分注意しましょう。
また、接続する時に電源スイッチを入れるタイミングを誤っても壊れます。
ケーブルをマイクにつなぐ前に電源をONにしたり、電源をOFFにする前にケーブルを抜いたりすると壊れます。
とにかくデリケートなマイクであることを認識しましょう。
湿気に弱い
衝撃と同じくらい湿気にも弱いです。
保管する時は湿気を避けるために専用の保管庫(デシケーター)に入れたり、密閉できる大きいタッパー等にマイクと乾燥剤を入れて保管したりします。
保管している部屋の湿度が高い場合は保管する部屋を変えるなど、取り扱いに細心の注意をはらいましょう。
コンデンサーマイクのおすすめは厳選この5本【DTM初心者向け】:まとめ
いかがでしたか。
POINT
- コンデンサーマイクのおすすめは厳選この5本【DTM初心者向け】
- コンデンサーマイクを扱うときの注意点
コンデンサーマイクがいかに性能が良く、取り扱いに注意が必要かわかっていただけましたでしょうか。
私のDTMオリジナル楽曲でもコンデンサーマイクを使用してます。使用例はこちらから聞けます。
上記にあげたコンデンサーマイクではありませんが、録り音・空気感などは参考になると思います。
自分の声質に合う手頃なマイクを手に入れてDTMライフを満喫しましょう。
コンデンサーマイクと対をなすマイクとしてダイナミックマイクがありますが、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違いはダイナミックマイクとコンデンサーマイクのメリットとデメリット紹介に書いてあります。興味のある方はそちらもどうぞ。
本格的にDTMを学びたい方はこちらをどうぞ。